ホンダ P2647

ホンダ P2647 VTEC システムのスタックオン

ホンダ サービス速報 13-021

ホンダは、以下の車両のVTECシステムに関連するいくつかのトラブルコードに対処するため、サービス速報13-021を発行した。 トラブルコードは以下の通り：

- P2646/P2651（ロッカーアーム油圧スイッチ回路低電圧）。

- P2647/P2652（ロッカーアーム油圧スイッチ回路高電圧）。

ホンダは、ロッカーアーム油圧スイッチが断続的に故障する可能性があると判断した

ホンダ13-021サービス速報の対象車両

2003-12 アコード L4

2012-13年 シビック全モデル（Siおよびハイブリッド全モデルを除く

2002-05 シビックSi

2002-09 CR-V

2011年 CR-Z

2003-11 エレメント

2007-11 フィット

ホンダVTECシステムの仕組み

ホンダの可変シリンダーマネージメント（VCM）システムは、パワートレインコントロールモジュール（PCM）の指令によりロッカーアームオイルコントロールソレノイド（VTECソレノイドバルブ）を作動させ、シリンダー休止VTECシステムの油圧回路を充電または放電させます。 PCMは、エンジン油圧（EOP）センサーによりVTEC機構の油圧回路の油圧を監視しています。PCMは、油圧回路の油圧状態に差があると、システムが故障していると判断し、DTCを保存します。

ホンダ P2647、P2646、P2651、P2652 を診断および修正します。

可変タイミング／リフト制御（VTEC）油圧スイッチは、シリンダーブロックの後方、オイルフィルターの近くにあります。

VTEC油圧スイッチには、青/黒（BLU/BLK）ワイヤーがあります。 スイッチは通常閉じているため、キーがRUNポジションのときにPCMからの基準電圧を接地します。 PCMは電圧降下を監視し、スイッチが閉じて接地していることを確認します。

走行中にエンジン回転数が約2,700回転に達すると、PCMはVTECソレノイドに通電し、吸気バルブのロッカーアームに油圧が流れるようにします。 VTEC油圧スイッチは油圧の変化を感知して開きます。 ECMは電圧の上昇を見て、スイッチが接地しなくなったことを確認します。

エンジン回転数が2,700回転以下のときにVTEC油圧スイッチが接地していないとトラブルコードが設定され、3,000回転以上で油圧スイッチが開かないとコードが設定されます。

2700 RPM 以上でコードが設定された場合、以下から開始します。

37250-PNE-G01 油圧スイッチ

エンジンオイルレベルをチェックし、低ければオイルを補充してコードをクリアし、テストドライブを行う。 コードが再発した場合は、油圧スイッチをホンダスイッチ37250-PNE-G01とOリング91319-PAA-A01に交換する。