チェック・エンジン・ライト点灯とP182Eトラブル・コードの修正

GM、チェック・エンジン・ライト点灯とP182Eのトラブルコードに関するサービス速報を発表

GMは、下記の車両において、チェック・エンジン・ランプが点灯し、P182Eのトラブル・コードが表示される不具合があるとして、テクニカル・サービス・ブリテン#17-NA-084を発行した。 チェック・エンジン・ランプおよびP182Eのトラブル・コードに加え、計器クラスタにPRNDLの表示がないことにお気づきかもしれない。 また、シフトが硬いことにお気づきかもしれない。

P182E 内部モードスイッチ無効レンジがアクティブに設定されていることを示す

内部モードスイッチはシフトケーブルによって動かされ、どのギアを選択したかをトランスミッションコントロールモジュールに伝える。

テクニカル・サービス・ブリテン#17-NA-084の対象車両

2009-17 ビュイック・エンクレイブ

2010-17 ビュイック・ラクロス

2012-17 ビュイック・リーガル

2010-16 キャデラックSRX

2012-18 キャデラック XTS

2009-17 シボレー・エクイノックス、マリブ、トラバース

2009-18 シボレー・インパラ

2009-18 GMC アカディア

2010-17 GMCテレーン

2009 ポンティアック G6, トレント

2009-10 サターン AURA、OUTLOOK、VUE

P182Eの診断と修理方法

内部モードスイッチの診断には、ライブデータ付きのスキャンツールかデジタルマルチメーターが必要です。

シフトケーブルが正しく調整されていることを確認することから始める。 シフトケーブルの調整手順は車両によって異なる。 この手順を実行するにはショップマニュアルが必要である。 省略すると、インターナルモードスイッチを交換した後に同じ問題を引き起こす可能性がある。

ショップマニュアルには、各ギアごとに表示される電圧の全範囲も記載されています。 しかし、ライブデータのスキャンツールがあれば、チャートは必要ありません。 シフターを動かして、内部モードスイッチが正しいギア選択を報告するかどうかを確認するだけです。

内部モードスイッチの交換

インターナルモードスイッチはトランスミッション内部にあり、交換するにはシフトケーブルとロアコントロールバルブボディをトランスミッションの側面から取り外す必要がある。 これにはトランスミッションフルードの交換が伴うので、修理を進める前に補充ツールと適切なフルードが必要である。

内部モードスイッチ

内部モードスイッチを交換後、シフトケーブルを調整し、トラブルコードをクリアする。

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